わんこのトイレ問題、それは迎え入れるその日から直面する課題ですよね。
「絶対にお散歩の時に外でしてもらいたい」
「家の中の決められた場所でしてほしい」
「お散歩の時にしてくれれば助かるけど、天候が悪いときや災害の時の為に、外でも室内でもちゃんとできるようにしておきたいな」
わんこのトイレに関しては、それぞれのおうちの事情や考え方によって様々です。
最近は昔と違って外の気温が上がりすぎる・ご近所さんの目が気になる・安全性が不安、などの様々な事情があり、屋内でわんこを飼うひとが増えてきました。
かく言う私も、最初の1頭目の時は「基本的に外で、夜だけおうちの中に入れる」という飼い方をしていましたが、現在のわんずたちは完全屋内です。
飼育場所についての調査(一般社団法人ペットフード協会2021年全日犬猫飼育実態調査)によると、以下のような結果が出ています。
屋内のみ | 28% |
散歩・外出時以外は屋内 | 58.7% |
屋内屋外、半々 | 4.4% |
屋外のみ | 8.9% |
約8割強のわんこたちは屋内で過ごしているというデータがでているね。
あくまで一例にすぎませんが、うちでのわんずたちのトイレ事情をご紹介いたします。
苦労・工夫をかさねて現在のトイレスタイルに落ち着きましたので、少しでも参考になる箇所があれば幸いです。
この記事でわかること
- 多頭飼いでのトイレ設置の工夫
- 多頭飼いわんこのトイレ事情
- 男の子わんこ特有のトイレ苦悩と現状と解決策
- 多頭飼い向けおすすめのトイレシートの種類とサイズ
我が家のわんこトイレスペースについて
我が家では現在下記写真のようなトイレスペースを確保しています。
このスタイルに至るまではかなりの試行錯誤がありましたが、今このスタイルがベストな状態です。
◇大型のトレー
ペットサークルやゲージの下に敷くためのトレーを使用しています。
サイズ(約):幅1180×奥行730×高さ31(mm)
参考価格:約3千円
女の子わんこ3頭だけの際は不要でした。
男の子わんこがいる場合、足をあげてしまったり、トイレトレーよりも前に外してしまったり、というケースが多いと思います。
うちの場合、天だけが男の子で、子犬の時はトイレトレーの中に四つ足を収めて上手にトレーの中にしてくれることもありました。
しかし、大きくなるにつれてトレーと身体のサイズが合わなくなり、最終的には後ろ足をトレーに載せておしっこをするというスタイルに確立しました。
そのため、トイレトレーの前にトイレシーツが必須となりました。
必然的に、トイレシートを収めるための大型のトレーが必要となりました。
◇メッシュ付きトイレトレー
サイズ(約):幅47×奥行35×高さ3(㎝)
レギュラーサイズのトイレシートが収まるサイズのトイレトレーを使用しています。
女の子わんこだけの場合は、このメッシュ付きトイレトレーだけで完結していました。
今でも女の子わんこたちは、このトイレトレーにおしっこをしてくれます。
男の子わんこの天にとっては、おしっこする際の足置きポジションとなっています。
(トイレの場所の目印、となってくれています)
◇用途違いトイレシート3種
1.レギュラーサイズ超吸収タイプ1枚
→トイレトレーの中に設置
2.レギュラーサイズ通常吸収タイプ1枚
→トイレトレーの前・スーパーワイドタイプトイレシートの上に重ね置き
3.スーパーワイドサイズ超吸収タイプ1枚(もしくは、ワイドサイズ超吸収タイプ2枚)
→トイレトレーの前に設置
多頭飼いには、超吸収タイプのトイレシートは大助かりです。
すぐに吸収してくれるので、その後にほかのわんこがトイレしても足が汚れません。
2及び3に関しては、男の子わんこの天の為に敷いています。
肝心なのが2のレギュラーサイズ通常吸収タイプ1枚の存在です。
なぜわざわざ小さなトイレシートを重ねて置くの?と疑問に思うかと思います。
この小さすぎるトイレシート(中型犬にとっては)、実は男の子わんこの天にとっては「目印」になってくれています。
メッシュ付きトイレトレーを足場に、この小さなトイレシーツめがけておしっこをしてくれます。
その為、この小さなシートだけを頻繁に変えることで値段の高い大きいサイズのトイレシートの使用頻度をぐっと抑えてくれます。
飛び跳ねやはみだしの為に大きなトイレシートは必須なのですが、そればかり使用するとコスパが悪いのです。
そこで編み出したのが、この目印トイレシート。
ないときは、右や左にと色んな方向におしっこをしていた天ですが、このシートを設置してからはこのシートに上手に収めてくれることが多くなりました。
男の子わんこ特有の「的」が欲しい精神でしょうか。
頻繁に変えるので、このシートは安価な通常吸収タイプを使用しています。
◇飛び跳ね防止用囲いプレート
男の子わんこ特有、飛び跳ね問題。
これに終止符を打ってくれたのが、この囲いです。
囲いがないときは、壁にはねたおしっこで壁が変色したり痛んだりと悩みの種でした。
ぬしBの私が、今まで女の子わんこしか迎えてこなかった理由の一つでもあります。
ただ、ご縁のあった天が男の子だったため今更文句も言えません。
どうにかしなければ!とぬしAと試行錯誤をしてたどり着いたこの囲い。
実は千円もかからないのです。
<必要なもの>
・ダイソーの組み立てラックシリーズ フリーマルチパネル お好みの枚数
・ダイソーの連結ジョイント
<作り方>
①マルチパネルを連結ジョイントにて連結する
②お好みの場所に設置
以上。
とっても簡単です。そして何より百均で揃うのでとてもお財布に優しいです。
連結ジョイントでの隙間が気になる方は、結束バンドで代用しても良いと思います。
多頭飼いにおすすめのトイレシート
最後に、我が家で使用しているトイレシートをご紹介します。
我が家で常備しているトイレシートは用途に合わせて5種類ほどあります。
サイズ | 吸収力 | 使用用途 | おすすめ | |
レギュラーサイズ | 小型犬1回分タイプ | ちょっとした飛び跳ねや 粗相した際のふき取り用に使用 | 【アイリスオーヤマ】 クリーンペットシーツレギュラー | |
レギュラーサイズ 香り付き | 小型犬1回分タイプ | 寝室で海(トイプードル)のみ使用 | 【ライオン】 アロマで消臭ペットシートレギュラーサイズ(ラベンダーの香り・スヌーピー柄) | |
レギュラーサイズ | 通常タイプ | 天がメイン使用 | 【ユニ・チャーム】 デオデオシート消臭&フレグランスグリーンアロマの香りレギュラー 【イトウアンドカンパニー】 厚型ペットシーツレギュラー | |
レギュラーサイズ | 超吸収タイプ | メッシュタイプトイレトレーの中に設置。 主に女の子わんこずたち3頭が使用。 | 【ユニ・チャーム】 デオシートしっかり超吸収無香消臭タイプレギュラー 【㈱コーチョー】 ネオシーツカーボンDXレギュラー 【シーズイシハラ】 クリーンワン消臭炭シートダブルストップレギュラー | |
ワイド サイズ | メッシュ付きトイレトレーの前に設置。 ワイド使用の際は一度に2枚並べて使用。 | 【ユニ・チャーム】 デオシートしっかり超吸収無香消臭タイプワイド | ||
スーパーワイドサイズ | メッシュ付きトイレトレーの前に設置。 ワイド2枚使いよりも幅広で、飛び跳ねやシートのズレも少なく一番安心。 | 【㈱コーチョー】 ネオシーツカーボンDXスーパーワイド 【シーズイシハラ】 クリーンワン消臭炭シートダブルストップスーパーワイド | |
うちで重要視していることは、吸収力と消臭力です。
あくまで個人的な感想ですが、デオシートが一番で次いでネオシーツかなと感じています。
色は、ネオシーツのグレーが落ち着いていて好きです。
香りでおすすめなのは、アロマで消臭ペットシーツのラベンダーです。柄もスヌーピーで可愛いです。
寝室やお出かけ時の車中で使用するととてもいい香りで満たされます。
さいごに
多頭飼いともなると、使用するトイレシートの枚数も一気に増えます。
トイレシートの出費も馬鹿になりません。安いときにまとめ買いすることも必要です。
わんず達もトイレの癖やそれぞれ異なるので、使用するトイレシートの組み合わせやサイズや種類を変えるなど試行錯誤をしてお互いに快適なバランスを見つけていきましょう。
各種メーカーさんがとても高機能高性能のトイレシートをつくってくれているよ
吸収タイプの違い、消臭力の違い、香りの違い、色の違い、メーカーによって個性がちがうよ
足の踏み心地も大事だよ。濡れていると踏みたくないのがわんこの特性だよ。
頻繁に変えるから、コスパも大事!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
大変は足し算、楽しさは掛け算以上。
皆様にとって、素敵なわんわんライフになることを願って。
ぬしBでした!
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