働きながらの多頭犬飼いで、一番時間を要すること、それは散歩です。
同様に、わんずにとって1,2を争う「大好きなこと」も散歩です。
仕事がある平日はなかなかできませんが、休日はそれぞれとのコミュニケーションを取るために個別に散歩をすることがあります。
そこで今回は、多種多頭な4わんずの好みや特徴に合わせた散歩について、まとめてみました。
我が家の普段の散歩方法
休日は全員で散歩に行くのが基本スタイルです。
平日の朝は、時間との勝負になりますので、ぬし2人で犬事と家事を分担、夜は全員で散歩をします。
普段の過ごし方を別記事にまとめていますので、詳細はこちらをご覧ください。
個別の散歩方法
個別散歩のメリットとデメリット
- 集中できる
- 満足度が高い
- 余裕をもって楽しめる
なんと言っても、その子に集中できることです。
我が家のわんずは、散歩の嗜好がそれぞれ異なります。
そのため、全員で散歩をすることは、必ずしも4わんず全員の満足を得られないのではないかと感じてしまいます。
その点、個別散歩であれば、そのわんこの好きな散歩ができるため、満足度が高いです。
わんこにとっても、飼い主を独り占めできるという満足感があるように感じます。
普段の全員散歩より落ち着いて歩いてくれます。
また飼い主にとっても、その子とだけの時間になるので、注意する点も1/4になり余裕ができるため、お互い楽しむことができます。
- 時間がかかる
- 待機する時間がある
- 飼い主の疲労
一気に散歩をする場合と比べて、単純に所要時間が4倍になります。
個別散歩は半日かかりますので、休日でしかできないことがデメリットです。
また、1わんの散歩中は3わんずは家で待機していることになりますので、待機わんずにとっては「まだかまだか」が続くことになります。
散歩に行くときのわんこは、特別扱いされて嬉しそうですが、待っているわんずは悔しそうなので、飼い主としては後ろ髪がひかれる思いになります。
そして、個別散歩が全て終わったあとの飼い主の疲労感がなんとも言えません。
散歩は、わんずに楽しんでもらうためですが、疲れてもらう目的もあります。
それなのに、一番疲れるのが飼い主になると、本末転倒な気がしてなりません。
また、わんずにとっては待機時間に体力が回復していると、散歩のループのような雰囲気になることもあります。
(散歩に行ったのに、違う子が散歩から帰ってきたら、また自分の番だと思い込むループ)
4わんずそれぞれの散歩スタイル
凛(ウェスティー)
凛はとにかく目新しいことが大好きです。
その大好きポイントにピッタリなのが、ドッグランです。
ドッグランでは、家族以外のわんこさんたちが沢山いますので、凛の好奇心を刺激してくれます。
凛は、我が家のボスらしく、物怖じしない性格ですので、わんこにも人にも積極的に交流します。
「人と犬が大好き!」というよりは、「誰に対しても怯まない」という姿勢です。
そのため、誰か特定のわんこや人と遊ぶのではなく、ドッグラン全体を見回って遊ぶスタイルです。
私はどこへいってもボスの役割があるから大変なのよ。
海(トイプードル)
自分のことを犬だと思っていない海は、ドッグランや普段の散歩は興味がありません。
ドッグランに行っても、他のわんこさんには見向きもせず、飼い主さんに愛想をふりまき抱っこしてもらおうとします。
海はアイドル気質なので、自分のことを可愛がってもらえる場所を好みます。
そんな海の散歩スタイルは、店内散歩です。
ドッグカフェやペットショップなど、店員さんやお客さんがわんこ好きな場所であればテンションが上がります。
私は、都会派なの。キラキラしたところが大好き。
しおん(シェルティ)
何よりもボールとフリスビーです。
それさえあれば、永遠にやり続けます。
飼い主にとっては、しおんの散歩が一番体力的に楽です。
しおんは車が苦手なので、フリスビーができる広場までは歩いて行き、そこで本犬の体力が続くまでします。
しおんも、ドッグランに行ってもボールが無ければ、飼い主の後を付いて回るだけなので、あまり意味がありません。
逆に、ボールやフリスビーがあれば、見知らぬ人でも「投げて!」と積極的に交流を図りに行きます。
(ドッグランでは他わんこさんがいる時は、ボール遊びはしません。)
ボールかフリスビーがあればコミュ力爆上がりだよ!
天(ボーダーコリー)
一番体力を消耗してほしい子ですが、天もドッグランは向きません。
他のわんこさん達が興味がないわけではないのですが、逃げ回るタイプです。
天は、山登りが好きなので、個別散歩は近くの山に行くことが多いです。
車が走っていない場所であれば、焦ることもなく落ち着いて歩くことができるため、大きな公園まで車で行き、その中を歩くことも好きです。
また、飼い主と一緒に何かをすることも大好きなので、散歩中にトレーニングをするなどのコミュニケーションを図ることも楽しんでくれます。
僕は自然派だから、しおんのような激しい運動は苦手だよ。
まとめ
縁あって、全く異なる犬種の4わんずが家族になった我が家。
体格も性格もバラバラなので、散歩もそれぞれ好みが分かれます。
飼い主としては、「体が4つあったらいいのに」と思うこともしばしば。
全員参加の散歩は、みんな一緒だから安心してその時間を楽しめます。
また、みんな一緒だから体験を共有できたり、お互いのわちゃわちゃを見ることもできます。
多種多頭だから、それぞれの個性も引き立ちます。
そして、たまにこのように個別散歩をして、一人っ子気分を味わうこともできます。
多頭犬飼いって、本当に楽しいですね。
でも単頭飼いも、同じように楽しいですね。
わんこが何頭いるかではなく、わんこの存在が素晴らしいんです。
その愛するわんこたちの大好きな散歩を、色々な方法で一緒に楽しめるよう、飼い主の試行錯誤は続きます。
大変さは足し算、楽しさは掛け算以上。
皆さまにとって、素敵なわんわんライフになることを願って。
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