良い動物病院に共通していること 〜動物病院体験記〜

健康・お手入れ
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多頭犬飼いの我が家は、動物病院にお世話になる機会も多いです。

わんこの数だけ、怪我や病気もあります。

幸い4わんずは、病院嫌いではないため助かっていますが、わんこさんの中には、病院が苦手な子もいますよね。

愛するわんこには、出来るだけ病院で嫌な思いをしてもらいたくない。

腕の良い獣医師に診てもらいたい。

症状や治療法について、納得のいくまで丁寧に説明してほしい。

動物病院に対する飼い主の思いは止みません。

そこで今回は、私たちが今までお世話になったいくつかの動物病院で、良いところだなと感じた共通事項をまとめてみました。

皆さまの動物病院を選ぶ際の参考になれば幸いです。

この記事はこんな人向け
  • 色々な動物病院の体験談を知りたい
  • 良い動物病院の見分け方がわからない
  • かかりつけの動物病院を見つけたい

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我が家の動物病院歴

私たちが多頭犬飼いになってから7年以上が経ちました。

その間、7箇所の動物病院を経験しています。

多頭犬飼いを始めた当初は、先住犬であるボーダーコリーのかのんがお世話になっていた動物病院に通っていました。

その動物病院は本当に信頼できるところで、わんこの幼稚園やペットホテル、トリミングサロン、リハビリ施設など、わんこに関するほとんどの事でお世話になっていました。

できれば、その動物病院でずっとお話になりたかったのですが、仕事の関係上、県外へ引っ越すことになったため、新たな動物病院を探さなければならなくなりました。

縁もゆかりもない田舎の土地だったので、動物病院の数も、ネットの口コミも少ない中で、散歩で知り合った方々から教えていただいたり、職場の同僚からの情報でいくつかの動物病院へ行ってみました。

転居してから6箇所、多頭犬飼いになってから7箇所の動物病院を経験して思ったことは、口コミ(紹介)は必ずしも絶対ではないということです。

飼い主の価値観や重視する点で、評価が異なったり、競合する病院の数で期待値が変わったりします。

しかし一方で、飼い主の考え方が違っても、良い動物病院の共通点はあります。

それは、わんこにとって安心・信頼できる病院かどうかということです。

わんこの初めての動物病院があまり良いところではないと、それがトラウマとして病院嫌いになってしまうこともあります。

幸い我が家は、とても良い動物病院が最初だったので、みんな診察も楽しそうにしてくれていました。

先生も診察室も大好き!

わんこにとっても飼い主にとっても、安心して診察をお願いできる動物病院は、充実したわんわんライフを送るにあたり、とても重要な点だと思います。

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良い動物病院の共通点

色々な動物病院にお世話になった我が家ですが、7箇所のうち本当に信頼のおける病院は3箇所でした。

その3つの動物病院には、以下の共通点がありました。

説明する時間をしっかり確保してくれる

どんなに忙しくても、症状や治療方法を丁寧に説明してくれます。

また、いつでも先生の態度が変わらず、飼い主側が質問しやすい雰囲気を作ってくれます。

レントゲンなどの画像は、素人にも分かりやすいように説明をしてくれたり、手術や処置は絵や図を描いて、言葉だけでなく視覚でも理解しやすいような配慮があります。

専門病院との連携関係がある、持っている

その治療の専門医や紹介先があるだけではなく、その病院との関係性が日頃から出来ていることが伺えます。

かかりつけ医だからといって、囲い込むことをせず、より良い治療ができる獣医師のネットワークを持っています。

わんこへの配慮

わんこの名前をすぐ覚えてくれたり、診察対象でない(診察に付き添った)わんこに対しても気遣ってくれます。

多頭犬飼いの我が家の場合、ワクチン接種は4わんず一気にお願いします。

そんな時でも、診察待ちのわんこに声をかけて、わんこたちが退屈しないようにしてくれます。

また、病気や怪我で診察してもらう際に同行するわんこがいれば、その子は気になることはないかなども聞いてくれます。

環境・設備面の工夫

診察室はもちろん個室で、わんこや飼い主が気が散らないような空間があり、余裕をもって説明が聞けるような空間になっています。

また、待合室も他わんこさんとの距離が保てるような十分なスペースがあります。

病院によっては、わんことにゃんこ用で待合室が分かれているところもありました。

飼い主用のトイレも、わんこを連れて入れるように、個室が広くなっており、リードを係留できるフックも1箇所のみならず、各所(トイレに座っている時や手洗い場所等)に複数取り付けてあります。

病院の入り口には、わんこ用のトイレスペースや足などを洗えるシャワースペースが完備されているところもありました。

待合室での飼い主さんの態度

診察で訪れている飼い主さんは、他のわんこに対して優しいです。

病院が苦手なわんこは、待っている時に嫌がったり、落ち着きがなかったり、吠えたりする子もいます。

そんなわんこを、皆温かい目で見守っていられる愛情があります。

また、飼い主さん同士でのわんこ談義が始まることも当たり前の光景です。

良い動物病院には、愛情いっぱいの飼い主さんが集まります。

病院なので、治療が第一ではありますが、動物病院の患者は、当事者であるわんこに加えて飼い主も患者です。

病気や怪我だけを診るのではなく、わんこの様子や性格、飼い主の傾向も把握しようとしてくれる獣医師や看護師だと上記のような対応をしてくれると思います。

また、病院自体のことではありませんが、「どんな患者さんが来ているか」は、その動物病院を表しているのだと思います。

私たちがお世話になった動物病院で不安があった所は、共通して患者(飼い主)さん同士の距離が遠かったです。

他のわんこたちには興味を示さないだけなら良いのですが、不安がっているわんこがいると冷ややかな目をしたり、迷惑そうにしたりする方々が多かったです。

逆に、良い動物病院では、そのような方は一人もおらず、我が犬と同じような態度で接する方ばかりでした。

病院の雰囲気は、飼い主やわんこにも伝染するようです。

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まとめ

動物病院との信頼関係構築は、わんずの健康ライフを送るためにもとても大切なことですよね。

わんこをお迎えしてから、かかりつけの病院を見つけるまでには、色々な方法で情報収集をして、ある程度目星を付けて診察をしてもらうしかないと思います。

子犬からお迎えするのであれば、混合ワクチンや健康診断などで、いくつかの病院を回って様子を見ることができます。

成犬からのお迎えであれば、狂犬病予防注射をお願いする時の対応で判断するのが良いかと思います。

現在我が家は、かかりつけ病院と、その病院が休診だった時に対応していただける病院の2箇所があります。

働きながらの多頭犬飼いは、平日の日中に通院できにくいので、診療時間も病院選びのポイントになります。

病院にお世話にならないことが一番良いですが、信頼できる病院をいくつか知って入れば、もしもの時に安心できますよね。

大変さは足し算、楽しさは掛け算以上。

皆さまにとって、素敵なわんわんライフになることを願って。

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