多頭犬飼いになると、怪我もわんこの数だけ増えますね。
わんこ同士のじゃれ合いから本気の喧嘩、単独の負傷など、怪我の原因は様々です。
誰かが怪我をしたら、他のわんこたちからの刺激を防ぐための注意も必要になります。
このような理由から、多頭犬飼いならではの、怪我の対処法も必要です。
もちろん、第一は病院で診てもらうことです。
そこで今回は、我が家でお世話になった負傷時グッズで便利だったもの、常備しているものを中心に、多頭犬飼いのおすすめグッズをご紹介します。
備えあれば悪化なし。
皆さまの今後の参考になれば幸いです。
多頭犬飼いの怪我について
我が家のわんずは、多種多頭。
犬種も性格も体格も、全員違います。
いくつかの記事でお話していますが、4わんずは「大の仲良し」ではありません。
いがみ合うこともないですが、みんなそれぞれ個性が違いすぎて、一緒に寝たり、常に行動を共にする、なんてことはほとんどありません。
そのため、お互いの虫の居所が悪いと喧嘩にもなります。
その仲裁に入って、飼い主も負傷するということも定期的にあります。
このようなことから、我が家のわんずの一番多い負傷は、切り傷や擦り傷です。
喧嘩による傷の他には、外傷による怪我です。
これは特にしおんに多いのですが、フリスビーのやりすぎで肉球に傷ができてしまったり、爪が削れて出血したりします。
出血の量が少なく、すぐ止血できる傷であれば、病院へは行かず家で対処します。
翌日までわんこが違和感を感じている場合や、傷の状態が良くない場合は、病院で診てもらうようにしています。
多頭犬飼いの場合、傷口を他のわんこが舐めてしまったり、傷の匂いを気にして追い回したりすることもあります。
それによって、傷口が悪化したり、ストレスに繋がる可能性もあります。
傷の対処は、当事犬だけのものではなく、周りのわんずへの対処も考える必要があるのが、多頭犬飼いの家庭の特徴かと思います。
おすすめグッズ
エリザベスカラー
病院で貸与していただけるエリザベスカラーは、プラスティック製のものがほとんどです。
トイプードルの海のような小型犬だと、重さももある程度負担があり、色々なところにぶつかったりする事もストレスになります。
また、ボーダーコリーの天のようなやんちゃな中型犬は、動きが激しいため、他わんずや飼い主にとって凶器になりかねません。
そこで便利だったのが、このカラーです。
フェルト生地でできているため、体にも優しく、ぶつかっても衝撃が少ないです。
また、首側部分には紐がついているので、首輪部分に紐を結ぶことによってカラーが外れることもありません。
トイプードルの海は、プラスティック製のエリザベスカラーだと嫌がりますが、こちらのカラーは文句を言わず付けてくれます。
ちなみに、体重3.5kgの海はMサイズを使用しています。
柔らかいので、不自由なくそのまま寝ることもできます。
難点があるとすれば、マジックテープで止める仕組みになっていますので、長期間使用するとマジックテープがつきにくくなる可能性があることです。
それ以外は、わんこも飼い主も快適です。
術後の傷口予防以外に、ちょっとした擦り傷で舐めてほしくない時にも活用できます。
粘着包帯
擦り傷や、止血したい時に使用しています。
止める用のテープや切るためのハサミも不要なので、すぐ使用することができます。
包帯を巻くことで、包帯の表面同士が吸着するためテープは要りません。
また、この包帯は手でちぎることができるため、ハサミでもたつくこともありません。
懸念点としては、わんこによっては口で外してしまうことです。
この包帯は、海と、シェルティのしおんに使ったことがあるのですが、海は問題なかったのですが、しおんはすぐ外してしまいました。
PET-COOL オーガニックシアバター
肉球ケアもできるクリームですが、我が家では傷口に塗る用途でも使用しています。
主に擦り傷に塗るようにしています。
別記事で他の肉球ケアと併せて取り上げていますので、詳細はそちらをご覧ください。
服
エリザベスウェア
避妊去勢手術の術後服としてお世話になりました。
年長者である凛と海の手術のときは、この存在を知らず、病院貸与のプラスティック製エリザベスカラーとドーナツ型のクッションを併用していました。
その時は、エリザベスカラーのストレスで、特に海はかなり不機嫌でした。
その後、しおんと天の時には、エリザベスウェアにお世話になったのですが、わんずにとっても、飼い主にとってもストレスフリーだったのを覚えています。
しおんと天では、病院が違ったのですが、しおんの時はエリザベスウェアは買い取りで、天の時はレンタルでした。
エリザベスウェアの取り扱いは病院によると思いますので、もし取り扱いがなければ、ネットでも購入することが出来ます。
前開きの服
腕から胴体にかけての怪我や傷があった場合の保護に便利です。
また、ギプスなどをして足が自由にならない時にも、前開きの服は着る際の足の負担が少ないです。
まとめ
愛犬が怪我をしないように予防することが第一ですが、どうしても避けられないこともありますよね。
また、ドッグランやフリスビーなどをすると、怪我のリスクがより高まります。
わんこたちの様子をよく観察し、大事に至らないようにすることが飼い主としての責任でもあります。
それでも、怪我をしてしまい、処置の判断がつかない場合には、動物病院への受診をおすすめします。
病院で処置をしてもらうまでもない軽症の場合は、出来る限り悪化させないような対処をしたいですね。
家庭内でできることは、化膿防止と止血がポイントだと思います。
怪我や傷は突然起こりうるので、受傷した時にすぐ対処できるよう、常備できるものはしておきたいですね。
備えあれば悪化なし。
わんずも、飼い主も健康でありますように。
大変さは足し算、楽しさは掛け算以上。
皆さまにとって、素敵なわんわんライフになることを願って。
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