犬の歯磨きどうしてる?〜おすすめデンタルグッズ〜

健康・お手入れ
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わんこも人間と同様、食生活や生活習慣の変化もあり、寿命も長くなってきましたね。

愛するわんこと出来る限り長い時間を一緒に暮らせることは、飼い主にとって何よりの幸せです。

いつまでも健康で長生きをしてほしい。

どの飼い主でもそう願いますよね。

そんなわんこの健康維持で欠かせないものの1つにデンタルケアがあります。

私が子どもの頃は、わんこの歯磨きなんて想像もつかなかったですが、時代は変わるものです。

わんこにとって、歯周病は大きな病気です。

人間は、入れ歯やインプラントがありますが、わんこにはありません。

歯が悪くなれば、食べることもままなりません。

そんな大切なデンタルケアの方法について、我が家の一例をまとめてみました。

皆さまの参考になれば幸いです。

この記事で分かること
  • 犬のデンタルケアの必要性
  • デンタルケアの方法
  • デンタルケアができるグッズ

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犬の歯磨きの必要性

わんこの食生活も、人間の食生活の変化に伴い変化してきています。

同時に、わんこに関する色々な研究も進んでいて医療やケア用品、フードなども改善がされてきていますね。

我が家も総合栄養食なるドライフードがわんずの主食なのですが、この加工食品であるフードが歯垢の原因だとも言われています。

なぜ野生動物は歯磨きをしなくても歯周病にならないのか?

それは、食事となる動物や植物を良く噛んで食べる必要があるからだそうです。

自然の食事は、その動物にとって食べやすい大きさに作ってあるわけではないため、噛み切ったり、ちぎったりする必要があります。

その過程で、歯頸を刺激し、唾液に含まれている消毒成分で歯を磨くのと同様の効果があるとのことです。

一方で、現代のフードは原料を細かく砕いて粉末にし、それをドライフードであれば乾燥し固める、ウェットフードであれば水分を加えて柔らかくしています。

そのため、細かい粉末が歯の間や歯茎に残ったりして歯垢になるのです。

私は今まで、ドライフードであれば、それほど歯の汚れにはならないのではないかと思っていました。

かい
かい

仕組みを知ることって大事だね!

そんな現代で、わんこのヘルスケアで当たり前になった歯磨き。

今や、3歳以上の成犬の8割が歯周病と言われています。

歯周病は、歯についた汚れ(歯垢)が3〜4日で硬い歯石となり、その歯石が歯茎の炎症を引き起こす病気です。

歯周病は細菌のかたまりなので、悪化すると消化器系にも影響を及ぼし、最悪の場合は命に関わる病気にもなります。

特に歯周病になりやすいとされているのは、小型犬やパグやフレンチブルドッグなどの短頭種。

これらのわんこたちは、骨格上、顎に全ての歯が入りきらないことがあり、歯が均一に並ばないことで汚れが付きやすくなるとのことです。

このことから、少なくとも3日に1回は歯磨きをする習慣をつけたいですね。

歯磨きは、口の中に歯ブラシや指を入れることになりますので、小さな頃から口の中を触られることに慣れてもらうと助かります。

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我が家のおすすめ歯磨きグッズ

我が家の4わんずは、小さい頃に体の色々なところに触られることに慣れてもらっていたため、歯磨きもそれほど嫌がらずにさせてもらえます。

トイプードルの海は、歯ブラシを口に入れられることを嫌がっていましたが、お友達の家のシェルティちゃんが上手に歯ブラシをしている姿を見て、真似してできるようになりました。

色々なサイトを調べると、やはり一番効果的なのは歯ブラシのようです。

歯ブラシは、歯の間まで毛先が届くことや、歯茎のマッサージにもなるため汚れが落ちやすいとのこと。

歯磨きもスキンシップ

とはいえ、歯ブラシ以外のものと併用することによって、お互いの負担を減らすこともしたいですよね。

そこで我が家で使用しているオーラルグッズの中で、おすすめを3つご紹介します。

ジョンポールペット 歯&歯ぐきウェットシート

このウェットシートに出会うまでは、他メーカーのウェットシートを使っていました。

正直、歯みがきシートで本当に汚れが取れているの?と思うほど、効果は感じられませんでした。

しかし、このジョンポールペットの歯みがきシートは驚くほど汚れが良く取れます。

それほど強くこすらなくても、白いシートが薄茶色くなります。

値段は安くはないですが、1枚ずつのシートが大きく分厚いので、小型犬であれば小さく切って何回かに分けて使用することができます。

そして、我が家の好きな大容量。

多頭飼いには嬉しい限りです。

ジョンポールペットは、アメリカのペット用品メーカー。

創始者であるジョン・ポールは世界美容業界のカリスマであると同時に、動物愛護家だそうです。

彼は30年以上前から、サロン製品開発のための動物実験に反対し、動物保護活動家としても活躍されてきました。

当然、全製品の開発には動物実験はしておらず、人によるテストが行われ、かつ人と異なる動物特有の化学反応特性を考慮した安全な成分配合とpHバランスをしています。

ウェットシートは高繊維マイクロファイバーで、歯垢だけでなく歯石の元となるバクテリアまで除去してくれます。

ナイラボーン

主に、ボーダーコリーの天と、シェルティのしおんのデンタルトイに使用しています。

特に天は小さい頃からお世話になっているので、夕食後のルーティーンになっています。

そのお蔭か、4わんずの中で一番歯が真っ白です。

天の場合は夕食後5〜10分くらいガリガリしています。

Superという大型犬用のサイズで、約2ヶ月ほどもちます。

しおんは天に比べて噛む力も歯ぐきも強くないため、3日に1回ほど5分くらい使っています。

今まで色々なデンタルトイを試しましたが、噛みクズが出ないことやもちが良いこと、何よりわんずが気に入っていることから、ナイラボーンに定着しています。

ナイラボーンはかなり硬い製品ですので、噛む力が強い子や、体格の大きい子に向いていると思います。

わんこにとって硬すぎるデンタルトイは、歯が欠けたり折れたりする危険性がありますので、注意が必要です。

小型犬や噛む力がそれほど強くないわんこには、次でご紹介するデンタルトイがおすすめです。

ハーツデンタル ティーザー&チューリング

子犬時代の天のを横取りする海

こちらの2種類は4わんずが子どもの頃からずっとお世話になっています。

今でも全員大好きなのですが、天はすぐ壊してしまうので、主にレディース3頭向けのデンタルトイとして使用しています。

ティーザーもチューリングも真ん中に穴がありますので、わんずはそこに手をひっかけて上手に持ちながらカミカミしています。

ウェスティの凛と、トイプードルの海は飽き性なのですが、そんな彼女たちでも夢中でカミカミしてくれます。

どちらも色が違う部分があるのですが、わんこたちにも好みがあるようで、一部分だけが減りが早いのが難点ではあります。

このデンタルトイは、夜寝る前の10分くらいに使ってもらっています。

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まとめ

一度なってしまうと簡単には取れない歯石。

だからこそ、日頃のケアが大切ですね。

特に歯垢や歯石は、臼歯の奥側に付きやすく見えにくいです。

毎日のスキンシップとともに、口の中を触られることにも慣れておくと健康管理もしやすくなります。

とはいえ、大人になってからオーラルケアを始めるご家庭や、口の中に手を入れられるのを嫌がるわんこもいると思います。

そんな時は、わんこがストレスのないようにおやつをあげながら慣れていってもらったり、負担の少ないデンタルトイを併用したり工夫しながらケアできると良いですね。

わんこだって、歯が命。

少しでも長く健康でいてもらうために、試行錯誤しながら取り組みたいと思います。

大変さは足し算、楽しさは掛け算以上。

皆さまにとって、素敵なわんわんライフになることを願って。

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