相次ぐ物価上昇。
それなのに、給料の上昇率は比例しない。
何とも理不尽で残念な世の中ですよね。
物価といえば、わんこ用と人間用で同じような物でも、値段が違うものが多くないですか?
そして、その大半は、わんこ用のもののほうが高価ではないでしょうか。
今回は我が家のモノの値段を3つのカテゴリーで比較してみました。
箸休め的な感覚でお読みいただければ幸いです。
身だしなみ
お互いの身の回りのもので、比較できるものをピックアップしてみました。
いつも不思議に思うのは、服です。
わんこ用の服に使う布は、人間より圧倒的に少ないのに、人間用と同じか、それ以上の金額がすることが多いですよね。
これは、赤ちゃんや子ども服でも同じことが言えると思います。
恐らく、縫製などの技術や、製作費には大きさはあまり関係ないのかもしれませんね。
我が家は服を着るわんずは小型犬のみです。
特にシングルコートであるトイプードルの海は、温度調整のために冬は服を着てもらっています。
季節ものの服は、基本的にはワンシーズンで買い替えています。
なぜなら、翌シーズンに服を出すと、ニオイが取り切れていないからです。
洗剤や洗濯方法など、色々試したのですが消臭には至っておらず、ワンシーズンで着たおす方法で対処しています。
そのため、基本的にはセール品を買うようにしています。
対して飼い主の服は、何シーズンも着続けることができるため、コスパが圧倒的に違います。
いつも暖かければ服なんて着なくてもいいんだけどね。
ハーネスは同じようなもので、肩から胸にかける物として鞄と比較してみました。
それって、かなり無理があるんじゃない?
我が家のわんずでハーネスをするのは、ボーダーコリーの天のみです。
体格が大きいことや、車追いの心配があるので、ハーネスと首輪のダブル使いをしています。
ハーネスは抜けやすいものが多いので、中型犬の飼い主さん何人かに伺い、現在のハーネスに行きつきました。
頑丈で脱着もしやすく助かっています。
ただし、絶対に抜けないということではないため、首輪と両方でリードに繋いでいます。
一方、飼い主が肩からかける鞄はサコッシュです。
以前はリュックサックを使っていましたが、電子マネーなど、ほとんどのことがスマホ一つで完結できるようになったため、鞄を変えました。
次に被毛のお手入れ関係です。
お手入れの頻度は違えど、商品価格だけ見ると圧倒的な差になりますね。
カットとしてのトリミング料金は、他の地域ではもっとするのではないでしょうか。
我が家は、個人経営のトリミングサロンにお世話になっているので、かなりお安い料金だと思います。
田舎住まいですが、近隣のトリミングサロンは同じトイプードルで7000~8000円ほどします。
私はショートカットですので、美容院へは2か月に1度行っています。
これは、トイプードルの海と同じ頻度です。
海は炭酸泉でマッサージ、シャンプー&トリートメント、カット、ブロー込みで5500円。
飼い主は、普通のお湯でシャンプー&トリートメント、カット、ブロー込みで4000円です。
シャンプー、トリートメントについても圧倒的な差です。
わんこの皮膚は、人間の赤ちゃんより薄いと言われています。
それ故、人間のシャンプーより刺激のないものを選んでいくと、この価格になるのも納得がいきます。
食事
我が家は全員、食べることが大好きです。
そのため、食費は支出の中でも、ある程度の幅を占めていると思います。
毎月かかる全体の食費としては、きっと飼い主の費用が多いです。
一方で、食品1つ1つの価格としては、わんずのもののほうが高価です。
わんこそれぞれの誕生日には、犬用ケーキでお祝いをするのですが、一人用のケーキの値段が人間用のホールケーキと同じような値段でした。
贅沢ですね。
ドッグフードは、わんずの成長具合や体格によって、色々ジプシーをしてきましたが、現在は4わんずに合ったフードで定着しています。
飼い主の食について、我が家はまとめ買いとお取り寄せで成り立っています。
野菜や生鮮食品以外は、ある程度をストックしています。
働きながらの多頭飼いは、できる限り時短が重要です。
日々の食料品は、コストコでまとめ買いをして、時間のある時に作り置きをして冷凍庫に保管しておきます。
このようなスタイルですので、我が家は冷凍庫の容量のほうが多いです。
通常の冷蔵庫は、冷凍室の容量が多いシャープのメガフリーザーで、プラス144Lの小型冷凍庫を使っています。
2人暮らしなのに、そんなに容量が必要なの??
レジャーその他
わんずと飼い主が単独で宿泊する際のホテル料金も、わんず用の宿泊費用のほうが高いですね。
ペットホテル料金は、我が家が実際にお世話になったところの料金です。
そのペットホテルの寝室は、ゲージがあり個別のスペースになっていますが、相部屋です。
対する人間用のビジネスホテルは、複数のホテルの平日料金を参考にしました。
ビジネスホテルは、相部屋ではなく個室ですが、ペットホテルよりお値打ちですね。
ペットと泊まれる宿の料金は、4頭以上でもOKのホテルBiwa Dogの平日料金(2食分含む)を参照しました。
一緒に泊まれるホテルの料金は、わんこは追加料金ですので比較にはなりにくいかもしれません。
医療保険は、わんず用の見直し時期に併せて、人間用の保険も見直しました。
お金の勉強をすると、多くの専門家が「医療保険は入る必要がない」と言っていますが、私はビビりなので、保険の全解約はせず、簡易な医療保険に乗り換えました。
(人間用の保険についてです。)
わんずには国民健康保険がないため、医療保険加入は必要だと考えています。
こちらのカテゴリーでも、ほとんどがわんこ用の費用のほうが高い結果となりました。
まとめ
わんこを始めとするペット関連業界の市場は、年々拡大を続けています。
コロナ禍で多くの業界の売上が低迷する中でも、ペット関連業界はあまり影響を受けなかったとも言われています。
それはその通りですよね。
生き物をお世話するということは、社会状況に関わらず続けるものです。
日常生活の中で、当たり前として支出しているモノの費用を改めて、わんこと飼い主という視点で比較してみました。
そのうちのほとんどは、わんこ用の値段のほうが高いということが分かりました。
もちろん、値段だけで比較はできません。
一方で、値段は価値と連動することも確かです。
飼い主よりも、わんず用のもののほうが値段が高いということは、価値があることだと思うと、何だか嬉しくなりませんか。
ただの親バカじゃない?
働きながらの多頭飼いは、働いたお金をわんずのために使うことも幸せの一つですね。
大変さは足し算、楽しさは掛け算以上。
皆さまにとって、素敵なわんわんライフになることを願って。
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